第27回 問9
高額介護サービス費について正しいものはどれか。2つ選べ。
世帯単位で算定される。
その通りです。
いわゆる高額医療と制度的には一緒です。世帯単位で計算して市町村に申請することで償還払いで給付が行われます。
地域密着型サービスの利用に係る利用者負担額は、支給の対象とならない。
×支給の対象とならない
地域密着型サービスを含む大半のサービスで対象となります。対象とならないサービスを覚えておきましょう。
●対象外の負担
・住宅改修(限度額が別で決まっている)
・補装具購入(限度額が別で決まっている)
・食費(保険給付の対象外)
・居住費(保険給付の対象外)
・支給限度額を超えた負担(保険給付の対象外)
同一世帯に住民税が課税されている者がいる場合には、支給の対象とならない。
誤りです。
課税の人がいる世帯も含めて、段階的に上限額が決められています。

利用者の負担上限額は、6月単位で設定されている。
×6月単位
〇1か月単位
負担上限は世帯ごとに1か月単位で算定されます。
利用者の負担上限額は、所得によって異なる。
その通りです。
1か月の負担上限は世帯の所得で決まります。
細かい金額は覚える必要はありません。仕事で支給限度額の管理をするようになったら、よく出てくる数字はいやでも覚えます。

第27回 問9
高額介護サービス費について正しいものはどれか。2つ選べ。
- 利用者の負担上限額は、所得によって異なる。
- 地域密着型サービスの利用に係る利用者負担額は、支給の対象とならない。
- 同一世帯に住民税が課税されている者がいる場合には、支給の対象とならない。
- 利用者の負担上限額は、6月単位で設定されている。
- 世帯単位で算定される。
制度の対象外の負担と償還払いで行われることがよく出題されます。
●対象外の負担
・住宅改修
・補装具日購入
・食費
・居住費
・支給限度額を超えた負担