【1か月で合格できる?】ケアマネージャー試験合格に向けてやるべき3つのこと。
ケアマネージャー試験まで残り1か月となり、焦っている方向けに記事を書いています。
結論から言えば、1か月間の勉強で合格は可能です。理由は、3つです。

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理由1:難易度が以前より下がっているから
特に2024年度の試験は顕著でした。基礎的なことがわかっていれば正解できる問題、もしくは常識的に考えれば除外できる選択肢が多かったように思います。明らかに単純な問題も増えています。
全国的な合格率は32.1%でした。その前は20%前後で推移していたので、合格率は確実に上昇しています。合格率上昇の背景には、ケアマネ業界の人材不足があると考えられます。
人材不足が解消している状況とは言い難いため、多少の前後はあるでしょうが、30%前後の合格率になるのではないかと思います。
理由2:過去問対策がかなり効果的だから
ケアマネ試験の勉強は「過去問がすべて」と言ってもいいくらい、過去問学習が重要です。実際に解いてみると分かるのですが、毎年似たようなテーマや制度の知識が繰り返し問われています。つまり、過去問を繰り返すことがそのまま合格対策になるということです。
ケアマネ試験はケアマネージャーの業務の中核である「介護保険制度」に関する問題が中心です。それもかなり深い内容まで問われます。当然、制度にかかわりのない人にとってはかなり難しいでしょうが、過去問で出題される範囲をやればいいです。何周も過去問をやっていれば傾向はわかってくるので対応可能です。
理由3:1か月あれば勉強で過去問5回分を5周できるから
これはつまり、直近5回分の過去問を真面目に5周解けば試験に合格できるということです。
大げさな言葉を使いましたが、『一般的な常識を持ち合わせていれば』5回分を5周解けば”必ず”合格できる試験だと思います。それほど、試験範囲は過去の問題に沿っています。1か月の勉強でも5回分5周は十分可能なため、1か月でも合格可能ですよ!と言っているわけです。
5回分を5周を1か月で解くには、1日50問解く必要があります。深く考えずに1問3分を目安に解きましょう。周回するうちに理解が勝手に深まるはずです。
注意しておきますが、5回分5周(計1500問)を解かなければ絶対に受からない試験というわけではないです。重要なのは、知識の定着のために1回の試験を何周もするということです。過去問が大事という認識だけ持って、試験直前に1回だけ解くのは意味がないです。最低でも3周解くべきです。5周を”真面目に”解けば、まず合格できます!という話です。
ケアマネ試験合格に向けてやるべき3つのこと

やることその1:試験範囲を知る
まず大事なのは、出題形式です。
ケアマネ試験は、5問の選択肢から2~3つの正解を選んでマークシートに記入する方式です。記述問題はありません。おおむね70%以上の正答率 が合格の目安です。
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やることその2:スケジュールを立てる
介護支援専門員(ケアマネージャー)試験の合格に必要な勉強時間は、 実際には100時間~300時間くらいの人が多いと思います。
●必要な勉強時間の目安
医療系資格(看護師・保健師・PT/OTなど)を持つ人
→ 約100~200時間
(医療系の問題は、追加の勉強が必要ないことが多い。介護保険や福祉制度の追加学習に集中。)
介護・福祉系の資格を持つ人
→ 約 150〜300時間
(多くの人は、ほぼゼロからの学習となる。日々の業務知識とリンクできたら短縮可能。)
1か月で200時間勉強するとすると、毎日7時間程度 の勉強が必要になります。仕事をしながらでは、現実的ではないですね…。
ともかく、あと1か月しかない人は、過去問学習に多くの時間を割きましょう。
とにかく多くの過去問題を解きたいので、1問3分で計算しました。すると、合計75時間 で直近の5回分の試験問題を5周できます。


実際の試験時間は120分で60問なので、1問3分はかけられません。
ただし、過去問学習は解くことが目的ではなく、問題の傾向(解き方)と選択肢がなぜ正解なのか、不正解なのかを知ることが目的です。必ず、解説がついている過去問集を利用してくださいね。
むしろ、1問に3分くらいはかけた方がいいかもしれません。
1か月でやるなら、毎日50問(約2時間半)を解けば達成できます。
●1日あたりの問題数
1,500問 ÷ 30日 = 50問/日
●時間換算
50問 × 3分 = 150分(=2時間30分)

勉強時間で決めるのではなく、取り組む問題数で決めた方がモチベーション管理がしやすいです。
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過去問学習のスケジュールをたてましょう!
やることその3:毎日続ける
毎日解かなければいけない問題数は決まりました。あとは、勉強しない日を作らないで毎日やることをおすすめします。
あと1か月しかないのであればなおさらです。休みの日は作らずに朝20問、夜30問などと決めて、とにかくスケジュール通りに毎日やりましょう。
やってはいけない勉強法3つ!

やってはいけないことその1:ノートを作る
仮に試験が半年後でもお勧めしません。あと1か月しかないならなおさらです。
”書く”というのは時間がかかります。試験まで時間がないなら効率的に勉強しなければいけません。特にケアマネ試験は「覚える」より「解いて慣れる」が重要なので、書き写し中心の勉強はやめましょう。
紙の過去問題集で勉強するにしても、書くのは最小限にしましょう。過去問を繰り返し解く中で、何度も間違える部分にだけ色つきのマーカーをひく程度で十分です。
やってはいけないことその2:テキストを最初から最後まで読む
教科書的なテキストは多く出ていますし、知りたいことを調べるには最適です。
だた、テキストは試験範囲を網羅している場合が多く、「テキストに載ってなかった!」ということを防ぐために、出題される可能性が少ない部分まで詳細に載っています。試験に合格するためであれば、テキスト自体の購入もお勧めしません。
市販の過去問集の解説文に間違いがあることは、まずありえません。変に疑問を持つよりも、多くの過去問を解いた方がいいですよ。
やってはいけないことその3:過去問の解説を読まない
問題を解くだけで満足してしまい、解説を読まずに次へ進むのは危険です。
正解の選択肢、不正解の選択肢のともに、その理由が重要です。
解説には重要ポイントや関連知識がまとまっているので、必ず目を通して理解してから次に進むことが大切です。
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