第26回 問51
介護保険における通所介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
サービスの所要時間が同じ区分の利用者に対しては、サービス提供開始時刻を同じにしなければならない。
誤りです。
そのような規定はありません。サービスの提供時間、開始時間は個々の利用者によって柔軟に変えられます。
”同じにしなければならない”というの個別支援の原則に反しているので間違いですね。
指定通所介護事業所の設備を利用し、宿泊サービスを提供する場合には、その開始前に指定権者に届け出る必要がある。
正しいです。
いわゆる「お泊りデイ」と呼ばれる、デイサービスの提供後にそのまま宿泊することをいいます。短期入所とは違い、泊まり自体は介護保険サービスではありません。
実施する場合は指定権者である都道府県に届け出る必要があります。
通所介護費の算定の基準となる所要時間には、送迎に要する時間も含まれる。
誤りです。
所要時間に送迎の時間は含まれません。通所系のサービスで共通の特徴なので覚えておきましょう。
通所介護計画は、サービスの提供に関わる従業者が共同して個々の利用者ごとに作成するものである。
正しいです。
通所介護計画は、ケアプラン(居宅サービス計画)に沿って作成される個別のサービス計画です。作成は管理者の役割です。
個々の利用者ごとに作成されるという内容も正しいです。
あらかじめ通所介護計画に位置付けられ、効果的な機能訓練等のサービスが提供できる場合は、事業所の屋外でサービスを提供することができる。
正しいです。
事業所の庭や公園で機能訓練をしてもいいということですね。
第26回 問51
介護保険における通所介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
- あらかじめ通所介護計画に位置付けられ、効果的な機能訓練等のサービスが提供できる場合は、事業所の屋外でサービスを提供することができる。
- 指定通所介護事業所の設備を利用し、宿泊サービスを提供する場合には、その開始前に指定権者に届け出る必要がある。
- 通所介護計画は、サービスの提供に関わる従業者が共同して個々の利用者ごとに作成するものである。
- 通所介護費の算定の基準となる所要時間には、送迎に要する時間も含まれる。
- サービスの所要時間が同じ区分の利用者に対しては、サービス提供開始時刻を同じにしなければならない。