26-40 ターミナルケア

第26回 問40 ターミナルケアについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。
人生の最終段階を穏やかに過ごすことができる環境の整備は、法律に基づく政府の努力義務とされている。
正しいです。 社会保障制度改革推進法により努力義務とされています。
介護保険の特定施設は、看取りの場となり得る。
正しいです。 特定施設とは、指定を受けた有料老人ホーム、養護老人ホーム、軽費老人ホームをいいます。 特定施設は、機能は特養と一緒と考えてください。
看護師は、死亡診断書を作成することができる。
誤りです。 死亡診断書が書けるのは医師(歯科医師も)だけです。
痛みの訴えは、身体的な要因によるものであるため、医療処置で対応できる。
誤りです。 痛みには精神的、社会的要因も含まれます。 「~で対応できる」という言葉はあたかも一つの対応ですべてが片付くかのような印象ですね。このような印象を与える選択肢は間違いと思ってください。
グリーフケアとは、遺族の悲嘆への配慮や対応を行うことである。
正しいです。 遺族だけでなく、支援に関わった職員への悲嘆への対応もグリーフケアに含まれます。
ターミナルケアとは、死が近づいた人の人生の最後における支援のことです。医療だけでなく、QOLを向上させる介護のことも指します。

第26回 問40
ターミナルケアについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  • 人生の最終段階を穏やかに過ごすことができる環境の整備は、法律に基づく政府の努力義務とされている。
  • グリーフケアとは、遺族の悲嘆への配慮や対応を行うことである。
  • 痛みの訴えは、身体的な要因によるものであるため、医療処置で対応できる。
  • 介護保険の特定施設は、看取りの場となり得る。
  • 看護師は、死亡診断書を作成することができる。

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