26-28 検査

第26回 問28 検査について適切なものはどれか。3つ選べ。
腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上の場合は、メタボリックシンドロームの診断において腹部型の肥満とされる。
正しいです。
40才以上が受ける特定健診では、腹囲を測ったりしていメタボの発見に着目します。
AST(GOT)は、肝臓以外の臓器の疾患でも上昇する。
正しいです。 難しい内容です。 ASTは肝臓の機能を調べるための代表的な検査項目ですが、設問通り、肝臓の病気以外でも上昇することがあります。
ヘモグロビンA1cは、採血時の血糖レベルを評価するのに適している。
誤りです。 これはいわゆる空腹時血糖の説明ですね。 ヘモグロビンA1cは、過去1~2か月間の平均血糖が反映された数値です。高いと糖尿病が疑われます。
尿検査は、尿路感染症の診断に有効である。
その通りです。
CRP(C反応性たんぱく質)は、体内で炎症が起きているときに低下する。
×低下する
CRPは炎症時に上昇する指標です。からだの中の炎症反応がわかり感染症などの判断に役立ちます。
一般的な健康診査に関連が深い選択肢が並んでいます。 ・メタボリックシンドローム ・ヘモグロビンA1c(エーワンシー) ・尿路感染症 などは覚えておくべき基礎的な用語です。

第26回 問28
検査について適切なものはどれか。3つ選べ。

  • ヘモグロビンA1cは、採血時の血糖レベルを評価するのに適している。
  • 腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上の場合は、メタボリックシンドロームの診断において腹部型の肥満とされる。
  • CRP(C反応性たんぱく質)は、体内で炎症が起きているときに低下する。
  • AST(GOT)は、肝臓以外の臓器の疾患でも上昇する。
  • 尿検査は、尿路感染症の診断に有効である。

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