26-26 フレイル

第26回 問26 次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
「指輪っかテスト」は、サルコペニア(筋肉減弱症)の簡便な評価法である。
正しいです。 サルコペニアは、老化によって筋力が低下した状態を表します。 指でリングをつくりふくらはぎを囲めるかを測る「指輪っかテスト」はサルコペニアの簡単なスクリーニング法として用いられます。
フレイルとは、健康な状態と介護を要する状態の中間的な状態である。
その通りです。 サルコペニアとロコモは、おおまかにいえばフレイルに含まれる概念です。
ロコモティブシンドロームとは、認知機能の低下によって起こるフレイルである。
×認知機能の低下
ロコモティブシンドローム(ロコモ)は移動に関する機能の低下を表す言葉です。
要支援と認定された者では、介護が必要となった原因の第1位は認知症である。
誤りです。 介護が必要となった主な原因についてはよく出題されます。 認知症が多いのは要介護者です。要支援者では関節疾患が第1位です。
配偶者との死別による心理的苦痛を和らげるには、ソーシャルサポートが有効である。
正しいです。 ソーシャルサポート(社会的支援)は、家族・友人・地域・専門職など周囲から受ける心の支えや生活の援助のことです。 喪失体験後のグリーフケアにおいて効果的とされます。
高齢者の健康リスクを表す概念として、 ・フレイル ・サルコペニア ・ロコモティブシンドローム の3つを覚えておきましょう。

第26回 問26
次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。

  • 要支援と認定された者では、介護が必要となった原因の第1位は認知症である。
  • フレイルとは、健康な状態と介護を要する状態の中間的な状態である。
  • 配偶者との死別による心理的苦痛を和らげるには、ソーシャルサポートが有効である。
  • ロコモティブシンドロームとは、認知機能の低下によって起こるフレイルである。
  • 「指輪っかテスト」は、サルコペニア(筋肉減弱症)の簡便な評価法である。

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