26-14 地域ケア会議

第26回 問14 地域ケア会議の機能として正しいものはどれか。3つ選べ。
個別課題の解決
正しいです。 “地域”という名称から地域全体だけに目を向ける会議と思ってしまいますが、個別課題の解決は最も基本の機能です。 本人や支援に関わる人が集まって本人の課題について検討します。
地域づくり・資源開発
正しいです。 個別ケースの課題検討から、地域の資源開発や連携を進めるという流れです。
政策の形成
正しいです。 地域ケア会議で集まった課題や改善点をもとに、市町村が地域包括ケアシステムを推進するための政策形成にもつなげていきます。
地域包括支援センターから提出された事業計画書の評価
誤りです。 これは市町村の役割です。
日常生活自立支援事業の生活支援員の指名
誤りです。 日常生活自立支援事業は社協が実施主体の金銭管理やサービス利用手続きの支援を行う事業です。地域ケア会議との直接の関係はありません。 支援をする生活支援員が指名で行われるということもありません。
地域ケア会議とは、地域(や個人)の課題について関係者が話し合いをする場です。地域包括支援センターと市町村が設置します。 問題は、地域ケア会議の5つの機能についての問題です。 ・「個別課題解決機能」 ・「ネットワーク構築機能」 ・「地域課題発見機能」 ・「地域づくり・資源開発機能」 ・「政策形成機能」 がありますが、全部覚えるというよりは個人の課題、身の回りの課題、地域全体の課題という視点から専門職の協働で解決を図るというイメージを持っておきましょう。

第26回 問14
地域ケア会議の機能として正しいものはどれか。3つ選べ。

  • 地域づくり・資源開発
  • 日常生活自立支援事業の生活支援員の指名
  • 政策の形成
  • 個別課題の解決
  • 地域包括支援センターから提出された事業計画書の評価

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