第26回 問1
高齢化について正しいものはどれか。2つ選べ。
2025(令和7)年には、いわゆる団塊の世代が85歳に到達する。
誤りです。
団塊の世代とは、戦後生まれ(1947~1949年くらい)の人のことです。
2025年では76~78才くらいです。団塊の世代がみんな75才以上の後期高齢者になるため、介護の需要がさらに増すことを2025年問題といいます。
2021(令和3)年国民生活基礎調査によると、65歳以上の者のいる世帯では「三世代世帯」の割合が一番多い。
誤りです。
2021年の調査によれば、65歳以上の者のいる世帯で最も多いのは「夫婦のみの世帯」であり、「三世代世帯」の割合は最も少ないです。
国立社会保障・人口問題研究所の「日本世帯数の将来推計」によると、世帯主が65歳以上の世帯数は2040年まで増加し続ける。
正しいです。
世帯主が65歳以上の世帯数は2040年まで増加し続けると推計されています。
つまり、2040年を迎えると減少し始めると推計されています。
国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来推計人口」によると、前期高齢者の人口は2045年までに倍増する。
誤りです。
前期高齢者とは65~74才のことです。
2045年には今と比べて減少することが予想されています。
2019年度末の85歳以上の介護保険被保険者に占める要介護・要支援認定者の割合は50%を超えている。
正しいです。
2019年のデータによると、85歳以上の要介護・要支援認定者は69.2%を占めています。
85才をすぎると多くの人が要介護認定を受けていると考えてください。
第26回 問1
高齢化について正しいものはどれか。2つ選べ。
- 2025(令和7)年には、いわゆる団塊の世代が85歳に到達する。
- 2021(令和3)年国民生活基礎調査によると、65歳以上の者のいる世帯では「三世代世帯」の割合が一番多い。
- 2019年度末の85歳以上の介護保険被保険者に占める要介護・要支援認定者の割合は50%を超えている。
- 国立社会保障・人口問題研究所の「日本世帯数の将来推計」によると、世帯主が65歳以上の世帯数は2040年まで増加し続ける。
- 国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来推計人口」によると、前期高齢者の人口は2045年までに倍増する。
誤りです。
団塊の世代とは、戦後生まれ(1947~1949年くらい)の人のことです。
2025年では76~78才くらいです。団塊の世代がみんな75才以上の後期高齢者になるため、介護の需要がさらに増すことを2025年問題といいます。