27-60 後期高齢者医療制度

第27回 問60 後期高齢者医療制度について正しいものはどれか。3つ選べ。
保険料は、厚生労働省令で定める。
誤りです。 保険料は、保険者である都道府県ごとの広域連合が定めます。
生活保護受給者は、被保険者にならない。
正しいです。
生活保護受給者は国保と後期に加入することはできません。
被用者保険(いわゆる社会保険)には加入できますが、ほとんどの場合では医療扶助から医療費が支出されます。
被保険者には、65歳以上75歳未満であって、後期高齢者医療広域連合の障害認定を受けた者も含まれる。
正しいです。 75歳以上が原則ですが、65歳以上で一定の障害があり広域連合による認定を受けた者も被保険者に含まれます​。
後期高齢者医療広域連合は、特別の理由がある者に対し、保険料を減免することができる。
正しいです。
所得が低い人に対して保険料の減額があります。
年金だけならほとんどの人が(自動的に)軽減対象になると考えてください。
訪問看護療養費の支給は、給付に含まれない。
誤りです。 医療保険による訪問看護は後期にももちろんあります。こちらも、基本は介護保険が優先です。
後期高齢者とは、75才以上の人のことです。”高齢者”というと65才以上のひと。
後期高齢者医療保険については、
・75才以上で加入
・都道府県ごとの広域連合が保険者
というのが基本知識です。

第27回 問60
後期高齢者医療制度について正しいものはどれか。3つ選べ。

  • 訪問看護療養費の支給は、給付に含まれない。
  • 被保険者には、65歳以上75歳未満であって、後期高齢者医療広域連合の障害認定を受けた者も含まれる。
  • 後期高齢者医療広域連合は、特別の理由がある者に対し、保険料を減免することができる。
  • 保険料は、厚生労働省令で定める。
  • 生活保護受給者は、被保険者にならない。

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