27-39 死亡診断書を交付することができる資格

第27回 問39
死亡診断書を交付することができる資格として正しいものはどれか。2つ選べ。
介護支援専門員
誤りです。 ケアマネージャーは国家資格ではなく、業務独占資格でも名称独占資格でもありません。 事業所への配置が必要な必置資格という言い方もあります。 当然、死亡の診断は行えません。
介護福祉士
誤りです。
介護福祉士は「社会福祉士及び介護福祉士法」に基づく国家資格です。名称独占資格であり、介護福祉士しかできない独占業務はありません。ケアマネージャーのように、配置が必要とされる事業所があるわけでもありません。

当然、死亡の診断はできません。
医師
正しいです。 医師法に基づき、診療・治療などの医療行為を行います。死亡診断書を交付する法律上の権限を有しています。
歯科医師
正しいです。 歯科医師法に基づき、歯科医療全般の診療を行いますが、死亡診断に必要な医学的知識や診断権限を有するとされており、死亡診断書を交付できます。
薬剤師
誤りです。 薬剤師は「薬剤師法」に基づく国家資格で、医師の処方箋に基づき調剤などを行う業務独占資格です。
資格の業務独占・名称独占にかかわる問題です。 診断は医師の独占業務です。 つまり、死亡の診断も医師、歯科医師しかできません。

第27回 問39
死亡診断書を交付することができる資格として正しいものはどれか。2つ選べ。

  • 介護福祉士
  • 薬剤師
  • 医師
  • 介護支援専門員
  • 歯科医師

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