27-58 生活保護制度

第27回 問58 生活保護制度について正しいものはどれか。3つ選べ。
65歳以上の被保護者の介護保険料は、生活保護から給付される。
正しいです。 生活保護受給者の介護保険料は、生活扶助でまかなわれます​。実質的に本人の負担はありません。
補足性の原理により、生活保護の介護扶助は、介護保険の保険給付よりも優先して給付される。
×介護保険の保険給付よりも優先
反対ですね。補足性の原理とは、「できることをしてからたりない部分を補う」という考え方です。
生活保護の扶助はほかのどんな制度よりも後回しになります。
生活保護の要否判定は、家庭裁判所が行う。
誤りです。 生活保護の実施・判定は、都道府県や市(町村)が設置した福祉事務所が行います。 家庭裁判所は成年後見制度で出てきますね。
葬祭扶助には、火葬又は埋葬に必要な費用が含まれる。
その通りです。
介護予防支援計画に基づいて行われる介護予防サービスは、介護扶助の対象となる。
正しいです。 分かりにくいですが、要支援者の介護サービスも介護扶助の対象となる?ということでしょうか。 当然、なります。
生活保護制度については、介護保険との関係がよく出題されます。

第27回 問58
生活保護制度について正しいものはどれか。3つ選べ。

  • 65歳以上の被保護者の介護保険料は、生活保護から給付される。
  • 生活保護の要否判定は、家庭裁判所が行う。
  • 葬祭扶助には、火葬又は埋葬に必要な費用が含まれる。
  • 介護予防支援計画に基づいて行われる介護予防サービスは、介護扶助の対象となる。
  • 補足性の原理により、生活保護の介護扶助は、介護保険の保険給付よりも優先して給付される。

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