27-56 小規模多機能型居宅介護

第27回 問56 介護保険における小規模多機能型居宅介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
通いを中心として、利用者の様態や希望に応じて、随時訪問や宿泊を組み合わせてサービスを提供するものである。
正しいです。 小規模多機能型居宅介護の基本的な特徴です。
利用者は、同時に複数の指定小規模多機能型居宅介護事業所に登録することができる。
誤りです。 登録が1か所に限られるというのも基本的な特徴です。
1つの本体事業所に係るサテライト事業所の数は2か所までとする。
正しいです。 サテライト型とは支所のようなイメージ。利用定員はさらに小規模(18人以下)になります。 たくさんは設置できないと考えるのが普通です。細かい数字を覚える必要はないでしょう。
小規模多機能型居宅介護従業者として、理学療法士又は作業療法士を置かなければならない。
誤りです。 リハビリ専門職の配置義務はありません。 看護師とケアマネは配置しなければなりません。
介護支援専門員は、利用者の処遇に支障がない場合は、管理者と兼務することができる。
正しいです。 居宅サービスなどの管理者の配置基準は、常勤専従が基本ですが、「管理上支障がない場合に限って他の職務との兼務が認められる」という条件付きが多いです。
小規模多機能型居宅介護は、通い、訪問、泊りを組み合わせて利用する地域密着型サービスのひとつです。
地域密着型サービスの特徴に加えて、
・似通ったサービスと併用できない
・ひとつの事業所しか登録できない
・配置されたケアマネがケアプランを作成する
という特徴があります。要支援のひとも利用できる地域密着型サービスです。

第27回 問56
介護保険における小規模多機能型居宅介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

  • 通いを中心として、利用者の様態や希望に応じて、随時訪問や宿泊を組み合わせてサービスを提供するものである。
  • 利用者は、同時に複数の指定小規模多機能型居宅介護事業所に登録することができる。
  • 介護支援専門員は、利用者の処遇に支障がない場合は、管理者と兼務することができる。
  • 小規模多機能型居宅介護従業者として、理学療法士又は作業療法士を置かなければならない。
  • 1つの本体事業所に係るサテライト事業所の数は2か所までとする。

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