第27回 問31
次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。
入院中から退院後の生活に向けた準備を進めることが望ましい。
その通りです。
居宅介護支援事業所の基準にも、「退院または退所しようとする利用者からの依頼があった場合は、あらかじめケアプランの作成などの援助を行う」ことが示されています。
退院前カンファレンスには、利用者・家族は出席できない。
×出席できない
カンファレンスとは、情報共有を行い、支援の方法などを話し合う場です。
むしろ、本人の意向を反映させるために本人や家族の積極的な参加が好まれます。
介護支援専門員には、退院前カンファレンスにおいて、病院関係者と在宅支援の関係者の橋渡し役になることが求められる。
その通りです。
ケアマネージャーの基本的業務のひとつですね。退院前の支援についても同様です。
介護支援専門員は、常に医学的立場に立って治療法について助言すべきである。
誤りです。
医学的な治療法に関しては医師が判断します。ケアマネージャーは、治療に関して助言をする立場ではありません。
退院後の利用者を担当する介護支援専門員は、退院後の状況を入院していた病院に報告することが望ましい。
正しいです。
情報共有のひとつです。
基準などに義務として規定されているわけではありませんが、やるかやらないかといえば、やった方が”正しい”だろうという感覚で解いていけばいいでしょう。
第27回 問31
次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。
- 退院後の利用者を担当する介護支援専門員は、退院後の状況を入院していた病院に報告することが望ましい。
- 退院前カンファレンスには、利用者・家族は出席できない。
- 介護支援専門員は、常に医学的立場に立って治療法について助言すべきである。
- 入院中から退院後の生活に向けた準備を進めることが望ましい。
- 介護支援専門員には、退院前カンファレンスにおいて、病院関係者と在宅支援の関係者の橋渡し役になることが求められる。