第27回 問10
介護保険法に定める市町村介護保険事業計画について正しいものはどれか。3つ選べ。

市町村老人福祉計画と一体のものとして作成されなければならない。
その通りです。
市町村、都道府県ともに老人福祉計画とは「一体のもの」として作成されます。
介護保険事業計画は、老人福祉計画も兼ねているということです。
市町村地域福祉計画と調和が保たれたものでなければならない。
その通りです。
これも、市町村、都道府県ともに地域福祉計画と「調和が保たれたもの」であることが義務付けられています。
それぞれ別々の計画として作成されますが、内容が矛盾しないようにしなければならいということですね。
介護保険施設の種類ごとの必要入所定員総数の見込みを定めなければならない。
誤りです。
介護保険施設(施設サービス)の見込みは都道府県の計画で定められます。この辺は、指定監督のサービスと同じと覚えておきましょう。
例えば、地域密着型特養(地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護)の見込みは市町村の担当なので注意です。
各年度における地域支援事業の量の見込みを定めるものとする。
その通りです。
市町村と都道府県はサービス事業者の指定監督と同じ範囲を担当すると覚えましょう。
計画期間は、5年を1期とする。
×5年を一期
介護保険の計画は3年を一期です。都道府県も同様です。
医療計画は6年を一期として作成されることも併せて覚えておきましょう。
第27回 問10
介護保険法に定める市町村介護保険事業計画について正しいものはどれか。3つ選べ。
- 計画期間は、5年を1期とする。
- 介護保険施設の種類ごとの必要入所定員総数の見込みを定めなければならない。
- 市町村地域福祉計画と調和が保たれたものでなければならない。
- 市町村老人福祉計画と一体のものとして作成されなければならない。
- 各年度における地域支援事業の量の見込みを定めるものとする。