26-9 事業者に求められる責務

第26回 問9 介護保険法に定める指定居宅サービス事業者の責務として正しいものはどれか。3つ選べ。
医師の診断書に基づき居宅サービス計画を作成しなければならない。
誤りです。 居宅サービス計画(ケアプラン)を作成するときに医師の診断書が必ず必要になることはありません。 要介護認定での主治医意見書と混同している内容でしょうか。
要介護者のため忠実に職務を遂行しなければならない。
正しいです。 居宅サービスだけでなくすべての介護サービス事業者にある責務です。
サービスの質を評価し、利用者の立場に立って提供するよう努めなければならない。
正しいです。 居宅サービスだけでなくすべての介護サービス事業者にある責務です。
利用者が居宅で穏やかに過ごせるよう、利用者の保護者を支援しなければならない。
誤りです。 「保護者を支援しなければならない。」という文は児童福祉法で出てくるものです。介護保険では「保護者」と負う概念は登場しません。
法令順守のため、業務管理体制を整備しなければならない。
正しいです。 居宅サービスだけでなくすべての介護サービス事業者にある責務です。
介護サービス事業者に求められる責務には、 ・業務の誠実実施 ・質の向上努力 ・法令遵守体制の整備 ・苦情対応体制の整備 ・人員配置基準・資格基準の遵守 などがあります。普通に考えれば当たり前のことを言っていますね。

第26回 問9
介護保険法に定める指定居宅サービス事業者の責務として正しいものはどれか。3つ選べ。

  • 利用者が居宅で穏やかに過ごせるよう、利用者の保護者を支援しなければならない。
  • 法令順守のため、業務管理体制を整備しなければならない。
  • サービスの質を評価し、利用者の立場に立って提供するよう努めなければならない。
  • 医師の診断書に基づき居宅サービス計画を作成しなければならない。
  • 要介護者のため忠実に職務を遂行しなければならない。

≪PR≫