26-58 成年後見制度

第26回 問58 成年後見制度について正しいものはどれか。3つ選べ。
成年後見人の職務には、身上保護(身上監護)と財産管理が含まれる。
正しいです。 身上監護:契約行為などの身の回りの生活のサポート 財産管理:お金の管理
後見開始の申立は、本人の所在地を管轄する地方裁判所に対し行わなければならない。
×地方裁判所
〇家庭裁判所
成年後見制度といえば家庭裁判所です。
成年後見制度の利用の促進に関する法律では、国の責務が定められている。
正しいです。 国・地方自治体(都道府県や市町村)に成年後見制度の利用の促進に関する責務が定められています。
法定後見制度は、本人の判断能力の程度に応じて、後見と補助の2類型に分かれている。
×後見と補助の2類型
法定後見は、サポートを受ける本人の判断能力が低い順に、後見・補助・保佐の3類型に分かれています。
成年後見制度利用促進基本計画では、権利擁護支援の地域連携ネットワークづくりが必要とされている。
正しいです。 成年後見制度利用促進基本計画は、国と市町村が作成する計画です。 国の作成は義務、市町村の作成は努力義務です。
成年後見制度は、判断能力が低下している人を裁判所が決めた人が守る公的制度です。 ・法定後見と任意後見に分かれる。 ・法定後見はさらに後見・補助・保佐に分かれる。 ・後見開始は家庭裁判所が判定する。 というのが基礎知識ですね。

第26回 問58
成年後見制度について正しいものはどれか。3つ選べ。

  • 成年後見制度利用促進基本計画では、権利擁護支援の地域連携ネットワークづくりが必要とされている。
  • 成年後見人の職務には、身上保護(身上監護)と財産管理が含まれる。
  • 法定後見制度は、本人の判断能力の程度に応じて、後見と補助の2類型に分かれている。
  • 成年後見制度の利用の促進に関する法律では、国の責務が定められている。
  • 後見開始の申立は、本人の所在地を管轄する地方裁判所に対し行わなければならない。

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