26-48 バイスティックの7原則

第26回 問48 ソーシャルワークにおける相談援助者の基本姿勢として、より適切なものはどれか。3つ選べ。
統制された情緒的関与とは、個々の人間の状況は独自なものであり、一つとして同じ問題はないと捉え、支援することである。
誤りです。 バイスティックの7原則の個別化の説明です。 統制された情緒的関与は、相手の感情に左右されずに支援にあたるということです。
サービスについて様々な情報提供を行い、利用するサービスや事業者をクライエントが決定できるようにする。
正しいです。 バイスティックの7原則における自己決定にあたります。
非審判的態度で関わる必要がある。
正しいです。 非審判的態度とは、本人の言葉や行動に対し援助者の価値観で善悪の判断をしないことです。
クライエントを画一的に分類して、援助計画を立てることが必要である。
誤りです。 個別化の原則に反しています。 福祉の分野では個別支援が大原則です。「画一的」とは基本的にマイナスイメージで使われるので、この言葉が出てきたら正解になることはないと考えましょう。
意図的な感情表出とは、クライエントが感情を自由に表現できるように、意識してクライエントに接することである。
その通りです。
バイスティックの7原則に関連した問題です。わかりにくい用語になっているものがあるので最低限そこだけ意味を理解しましょう。それ以外は直接意味を捉えればいいです。 ・非審判的態度:本人の言葉や行動に対し援助者の価値観で善悪の判断をしないこと ・統制された情緒的関与:自分の気持ちをコントロールして冷静に本人に関わること ・意図的な感情表出:本人が感情を自由に表現できるようにこちらから働きかけること

第26回 問48
ソーシャルワークにおける相談援助者の基本姿勢として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  • 非審判的態度で関わる必要がある。
  • 統制された情緒的関与とは、個々の人間の状況は独自なものであり、一つとして同じ問題はないと捉え、支援することである。
  • 意図的な感情表出とは、クライエントが感情を自由に表現できるように、意識してクライエントに接することである。
  • クライエントを画一的に分類して、援助計画を立てることが必要である。
  • サービスについて様々な情報提供を行い、利用するサービスや事業者をクライエントが決定できるようにする。

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