第26回 問47
ソーシャルワークに関する次の記述のうち、より適切なものはどれか。2つ選べ。
個人の問題解決力や対処能力を強化する役割がある。
正しいです。
支援の終結と事後評価の後のアフターケアが含まれる。
正しいです。
フォローアップやアフターケアも重要な一環として位置付けられています。
ラポールとは、特定領域の専門家から助言・指導を受けることである。
誤りです。
これはコンサルテーションの説明です。
ラポールとは、相手との信頼関係のことです。スムーズなコミュニケーションを可能にする関係づくりのことを指します。
アドボカシーとは、クライエントが相談した機関では必要な援助ができないとき、他機関へ紹介することである。
誤りです。
これは「送致」の説明のようです。あまり聞く言葉ではありませんね。
アドボカシーは、利用者の権利を守るために、代わりに権利を主張することです。必ず覚えておきましょう。
送致とは、自己の権利を表明することが困難なクライエントに代わり、援助者が代理としてその権利獲得を行うことである。
誤りです。
「権利」「代理」というキーワードがあるのでアドボカシーに関する説明と考えられます。
送致とは、適切な相談窓口や支援機関につなぐことをいうようです。あまり言う言葉ではないですね。ただ、漢字がもつイメージから選択肢の内容とは違うことはわかるでしょう。
第26回 問47
ソーシャルワークに関する次の記述のうち、より適切なものはどれか。2つ選べ。
- 個人の問題解決力や対処能力を強化する役割がある。
- 支援の終結と事後評価の後のアフターケアが含まれる。
- 送致とは、自己の権利を表明することが困難なクライエントに代わり、援助者が代理としてその権利獲得を行うことである。
- ラポールとは、特定領域の専門家から助言・指導を受けることである。
- アドボカシーとは、クライエントが相談した機関では必要な援助ができないとき、他機関へ紹介することである。
正しいです。