26-32 老化によるからだの変化

第26回 問32 次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。
高齢者は、急激な環境の変化があっても、環境への適応力は高い。
誤りです。 適応力が高くなるわけはありませんね。
せん妄の有病率は、年齢とともに上昇する。
正しいです。 せん妄とは、一時的に意識障害や認知機能の低下が起こっている状態です。 認知症との違いを覚えておきましょう。
せん妄については、その発症に至ったきっかけで除去可能な要因がないか検討する。
正しいです。 せん妄は、一時的に意識が混乱した状態のことです。通常は、原因を取り除くことで一定期間で治まります。
身体疾患の治療薬の中には、うつなどの精神症状を引き起こすものがある。
正しいです。
ステロイドや抗パーキンソン病薬など、一部の身体疾患治療薬は抑うつや精神病様症状を誘発することがあります。
統合失調症の陰性症状とは、妄想や幻覚をいう。
誤りです。 妄想や幻覚は「陽性症状」であり、陰性症状は感情鈍麻や社会的引きこもりなどを指します。
老化によるからだの変化では、いろいろな機能が低下、減少するのが基本です。 血圧だけは一般的には上昇すると覚えておけばいいでしょう。

第26回 問32
次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  • せん妄の有病率は、年齢とともに上昇する。
  • 身体疾患の治療薬の中には、うつなどの精神症状を引き起こすものがある。
  • 統合失調症の陰性症状とは、妄想や幻覚をいう。
  • せん妄については、その発症に至ったきっかけで除去可能な要因がないか検討する。
  • 高齢者は、急激な環境の変化があっても、環境への適応力は高い。

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