26-30 リハビリテーション

第26回 問30 リハビリテーションについて適切なものはどれか。3つ選べ。
多職種が連携して行う。
正しいです。 リハビリテーションは医師の指示でリハビリ専門職などが行うのが基本です。理学療法士、作業療法士、看護師、ケアマネジャーなど複数の専門職が役割分担して関わることも重要です。
高齢者のケアは、リハビリテーション後置主義にのっとっている。
×後置主義
リハビリテーション前置主義の間違いです。
病院などで医療保険によるリハビリテーションをやってから、介護保険によるサービスを提供しましょう、という考え方です。
古い言葉なので今は使われなようです。
運動に伴って低血糖発作が起こることがある。
正しいです。 特に、糖尿病などでインスリン治療中の人は注意です。
急性期病床は、急性期リハビリテーションの提供の場である。
正しいです。
リハビリテーションは急性期、回復期、維持期に分かれます。
急性期と回復期は病院などでの医療保険で、維持期は介護保険で対応するのが基本です。
回復が見込めない要介護高齢者に対しては、実施しない。
誤りです。 回復見込みの有無にかかわらず、状態に合わせたリハビリが必要です。廃用症候群の予防や現状維持を目的とします。

第26回 問30
リハビリテーションについて適切なものはどれか。3つ選べ。

  • 回復が見込めない要介護高齢者に対しては、実施しない。
  • 高齢者のケアは、リハビリテーション後置主義にのっとっている。
  • 運動に伴って低血糖発作が起こることがある。
  • 多職種が連携して行う。
  • 急性期病床は、急性期リハビリテーションの提供の場である。

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