26-29 褥瘡

第26回 問29 褥瘡について適切なものはどれか。3つ選べ。
しびれや麻痺は、原因となる。
正しいです。 からだを動かさない(動かない)ことは褥瘡のリスク因子です。
細菌感染の原因となる。
正しいです。 壊死組織に細菌が繁殖すると治癒が遅延し重症化するリスクがあります。
寝たきりになると腹部にできやすい。
誤りです。 褥瘡ができやすいのは、骨が出っ張っていて圧力がかかりやすい部分です。 褥瘡の好発部位といえば、 ・仙骨部 ・大転子部 ですね。
予防方法の一つに、栄養管理がある。
正しいです。 栄養状態の低下が褥瘡の原因となることがあります。
寝返りができない人に、体位変換は不要である。
誤りです。 寝たきりで寝返りをうてない人は、基本2時間ごとの体位変換が必要とされます。
褥瘡(じょくそう)は、長時間同じ場所に体重がかかって血の流れが悪くなって起きる皮膚の傷のことです。いわゆる床ずれです。 主な原因となるのは、 ・寝たきり(長期間の臥床)による圧迫や摩擦 ・栄養状態の低下 ・便や尿による皮膚の汚染 などです。

第26回 問29
褥瘡について適切なものはどれか。3つ選べ。

  • 予防方法の一つに、栄養管理がある。
  • 寝返りができない人に、体位変換は不要である。
  • 寝たきりになると腹部にできやすい。
  • 細菌感染の原因となる。
  • しびれや麻痺は、原因となる。

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