第25回 問40
臨死期について適切なものはどれか。3つ選べ。
家族に対して、今後予想される状況に即した病状説明が行われるよう配慮する。
正しいです。
在宅で看取る場合、呼吸停止の瞬間に、医師が立ち会う必要がある。
誤りです。
在宅でも、また施設や病院においても、呼吸停止に医師が立ち会う必要は必ずしもありません。
呼吸をするたびに、喉元でゴロゴロと音がする状態(死前喘鳴)になることがある。
正しいです。
死前喘鳴は嚥下の機能が低下するためにつばがのど元に溜まって起こります。
自然なことなので普通は特別な対応はしませんが、家族などが気にする場合には、吸引を行うか顔を横に向けることにより少しの間は改善します。

臨終が近づき、応答がなくなった場合には、本人への語りかけをやめる。
誤りです。
死の直前においても、また死後においても尊厳の保持は守ります。
死後のケアであるエンゼルケアは、身体を清潔にし、その人らしい外見に整えるためのものである。
正しいです。
エンゼルケアは死後に行います。
第25回 問40
臨死期について適切なものはどれか。3つ選べ。
- 家族に対して、今後予想される状況に即した病状説明が行われるよう配慮する。
- 在宅で看取る場合、呼吸停止の瞬間に、医師が立ち会う必要がある。
- 死後のケアであるエンゼルケアは、身体を清潔にし、その人らしい外見に整えるためのものである。
- 呼吸をするたびに、喉元でゴロゴロと音がする状態(死前喘鳴)になることがある。
- 臨終が近づき、応答がなくなった場合には、本人への語りかけをやめる。