25-01 介護保険制度の考え方

第25回 問1 介護保険制度の考え方として適切なものはどれか。3つ選べ。
要介護者の尊厳を保持し、自立した日常生活を営むことを目指す。
その通りです。 介護保険法第1条に書かれている内容です。
高齢者の介護を社会全体で支える。
その通りです。 介護保険法第1条では、「国民の共同連帯」という単語が使われています。
認知症高齢者の施設入所を促進する。
誤りです。 介護保険制度の基本的考え方として、できる限り在宅で暮らすことが求めらています。認知症高齢者にかかわらず、施設入所を勧める行いは間違いです。
要介護者へのサービスを画一的な内容にする。
誤りです。 画一的というのは、多様性の反対の悪いイメージで使われる言葉ですね。多様性を軽んじる選択肢はすべて×です。
保険給付は、多様な事業者又は施設から、総合的かつ効率的にサービスが提供されるよう配慮する。
その通りです。 保険給付とは保険事故に対してサービスや金銭をわたすということ。 介護保険での保険事故は要介護状態になることです。
介護保険法第1条~5条くらいまでの内容は、試験全体の基本となるのでよく見ておきましょう。

第1条:介護保険制度の目的
第2条:保険給付の基本原則
第3条:保険者
第4条:国民の責務
第5条:国・都道府県の責務

第25回 問1
介護保険制度の考え方として適切なものはどれか。3つ選べ。

  • 高齢者の介護を社会全体で支える。
  • 要介護者の尊厳を保持し、自立した日常生活を営むことを目指す。
  • 要介護者へのサービスを画一的な内容にする。
  • 保険給付は、多様な事業者又は施設から、総合的かつ効率的にサービスが提供されるよう配慮する。
  • 認知症高齢者の施設入所を促進する。

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