社会福祉六法

社会福祉6法とは
1960代ごろまでに整備された福祉分野の法律をまとめて、社会福祉6法といいます。戦後の課題から法律となったものを社会福祉3法、その後、福祉の範囲が拡大する中で出来た法律が加わり、社会福祉6法体制となっていきます。
戦後すぐに整備された社会福祉3法
戦後すぐの、「親を失った子どもの保護」という課題から児童福祉法が、「戦争でからだに障害を負った人の救済」という課題から身体障害者福祉法が、「生活に困った人の保護」という課題から生活保護法ができました。
1960年代の対象拡大と社会福祉六法体制
1960年代には、福祉の対象が広がって行きます。「知的障害者」の支援のための知的障害者福祉法、「高齢者」の支援のための老人福祉法、「母子家庭」の支援のための母子福祉法などの制度化が進み、社会福祉六法体制となりました。