財源構成

介護保険のサービス費用は自己負担・介護保険料・公費の3つで構成されています。
介護保険のサービス利用と自己負担
介護保険のサービス利用には原則1割の自己負担が必要です。
自己負担以外は保険給付費となり介護保険料と公費によって賄われます。
保険給付の財源
保険給付のうち介護給付と予防給付の財源の内訳は、保険料50%・公費50%です。
保険料の構成
保険料は、第1号被保険者と第2号被保険者の保険料で構成されます。それぞれの割合は人口構成などによってきめられています。
公費の負担
公費は基本的に国1/2・都道府県1/4・市町村1/4の負担ですが、施設サービスの場合のみ、指定・監督権者である都道府県の負担が高くなります。
市町村特別給付
市町村特別給付だけは第1号被保険者の介護保険料が財源となります。個々のサービスの自己負担も原則から外れ、条例によって定められます。
地域支援事業と財源構成
地域支援事業では、総合事業の財源構成は介護給付などと一緒です。
包括的支援事業と任意事業
包括的支援事業と任意事業では、第1号被保険者の保険料と公費を財源に市町村が事業を行います。