保険者の役割

財政の運営

介護保険制度の保険者の重要な仕事のひとつが、財政の運営です。つまりお金を管理するということです。市町村ごとに特別会計という専用の財布のようなものがあり、介護保険事業を運営しています。

要介護認定

要介護認定は市町村が行います。どれくらいの介護が必要かを調査するもので、介護度ごとに使えるサービスやその量が違います。

保険の給付

保険の給付とは、被保険者に介護サービスを提供することです。実際のサービス提供は事業者によって行われるので、市町村が事業者に報酬をわたすという三角関係になっています。

第1号被保険者の保険料額

第1号被保険者の保険料額は市町村が決めます。保険料は保険者ごとに違います。制度の見直しのタイミングである3年ごとにかわっています。

相談窓口

その地域の相談窓口となるのも重要な仕事です。介護に関する困りごとなどは、地域包括支援センターが窓口です。