社会の理解の基礎知識
日本の人口推移
日本の人口は約1億2000万人ですが、2008年をピークに減少傾向にあります。
出生率と少子化
一人の女性が生涯に産む子供の数を示す合計特殊出生率は約1.3となっており、少子化が進んでいることが伺えます。
平均寿命と高齢化
平均寿命は男性が約81歳、女性が約87歳です。また、65歳以上の人口割合、すなわち高齢化率は約28%と高く、今後も上昇する傾向にあります。
主要な死因
日本の3大死因は、1位のがん、2位の心疾患、3位の老衰であり、これら3つで全体の約半分を占めています。なお、10~39歳の年齢層では自殺が1位となっており、それ以降の層ではがんが最も多い死因です。
社会保障制度の仕組み
日本の社会保障制度は、主に保険料を財源とする社会保険と、税金を財源とする社会扶助に分けられます。特に、社会保険は全5種類が存在しています。
国の歳出と社会保障費
国が1年間に使う歳出は110兆円を超え、その中で社会保障関係費は約3分の1を占めています。