37-108 介護過程の展開

第37回 問108 次の記述のうち、介護過程の展開における評価の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
他の利用者と比較して評価する。
誤りです。 他の利用者と比較する必要はありません。その人が送りたい生活に対して、現状がどうなっているかを評価します。
短期目標の評価によって、介護過程の展開を終了する。
誤りです。 短期目標の達成だけで介護過程のサイクルが終わるわけではありません。 評価によって短期目標を達成できたと思われたら、次の短期目標をたてて新たな介護過程のサイクルを行います。
目標の達成状況を評価する。
正しいです。 短期目標、長期目標の達成状況を知り、利用者のしたい生活に近づけるためのアセスメントにつなげるのが評価です。
介護計画の実施後に評価日を検討する。
誤りです。 評価日というのは、計画が実施される期間と考えてください。 目標を含む計画を立案する段階でその期間を決めるのが普通です。
介護計画を修正した場合は、評価を省略する。
誤りです。 省略せずに行います。
介護過程の展開とは、介護過程におけるアセスメント→計画立案→実施→評価という一連の流れのことだと考えてください。この流れを繰り返す(サイクルする)のが介護過程です。 評価とは、立てた目標に対して現状を確認することです。

第37回 問108
次の記述のうち、介護過程の展開における評価の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 介護計画を修正した場合は、評価を省略する。
  • 介護計画の実施後に評価日を検討する。
  • 目標の達成状況を評価する。
  • 短期目標の評価によって、介護過程の展開を終了する。
  • 他の利用者と比較して評価する。

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