37-83 事故防止

第37回 問83 次の記述のうち,障害のある人への事故防止の対応として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。
パーキンソン病(Parkinson disease)の人には,低めのベッドを用意する。
誤りです。 パーキンソン病の有無にかかわらず、低すぎると起き上がり動作が困難になり,腰や膝に負担がかかります。
認知症(dementia)の人には,ガスコンロを用意する。
誤りです。 認知機能が低下している場合,ガスの取り扱いミスや火の消し忘れによる火災リスクが高まります。 推奨されるのはIH調理器ですが、認知症になってから使いこなすのは難しいでしょう。
在宅酸素療法中の人のそばでは,喫煙しない。
正しいです。 在宅酸素療法中は火気厳禁です。たばこは絶対に吸ってはいけません。 たばこは絶対的に体に悪いです。タバコを吸う選択肢が正解になることはないです。
視覚障害のある人には,洗体用に頭受け台を用意する。
誤りです。 「頭受け台」とは、浴槽やベッド上で身体を洗うときに、利用者の頭部を安定して支えるための小さな台のことです。視覚障害の人の事故防止に関わる道具ではないです。 視覚障害の人には、触覚や音で知らせる機能がある道具を選びます。
聴覚障害のある人には,補高便座を用意する。
誤りです。 補高便座とは、便座にかぶせたり取り付けたりして高さを上げる福祉用具です。聴覚障害の人の事故防止に関わる道具ではないです。

第37回 問83
次の記述のうち,障害のある人への事故防止の対応として,最も適切なものを 1 つ選びなさい。

  • パーキンソン病(Parkinson disease)の人には,低めのベッドを用意する。
  • 聴覚障害のある人には,補高便座を用意する。
  • 在宅酸素療法中の人のそばでは,喫煙しない。
  • 認知症(dementia)の人には,ガスコンロを用意する。
  • 視覚障害のある人には,洗体用に頭受け台を用意する。

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