37-67 ICF

第37回 問67 ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health:国際生活機能分類)における「参加」と「活動」の2つが関連した、認知症の人の支援に関する記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。
若年性アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type with early onset)があり、治療している。
誤りです。 これは、「心身機能・構造」に関する内容です。
認知症カフェに通い、体操をしている。
これが正解です。 認知症カフェに「通う」という行為は「参加」、体操を「する」という行為は「活動」にあたります。
近所に住む長男が、買物を代行している。
誤りです。 これは、「環境因子(他者による支援)」に分類されます。
自宅にある広い庭を、バリアフリー化している。
誤りです。 住環境の整備は、本人の活動をしやすくするための「環境因子」(環境的支援)です。
見当識障害があり、GPS装置を身に着けている。
誤りです。 見当識障害があることは「心身機能・構造」に、そのためにGPSを着用していることは「環境因子」にあたります。
「活動」:個人が行う日常的な動作(ひとりですること) 「参加」:社会的な関わり(誰かとすること) を意味します。

第37回 問67
ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health:国際生活機能分類)における「参加」と「活動」の2つが関連した、認知症の人の支援に関する記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 近所に住む長男が、買物を代行している。
  • 若年性アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type with early onset)があり、治療している。
  • 自宅にある広い庭を、バリアフリー化している。
  • 認知症カフェに通い、体操をしている。
  • 見当識障害があり、GPS装置を身に着けている。

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