37-57 合理的配慮

第37回 問57 次の記述のうち、「障害者差別解消法」の合理的配慮に沿った対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
車いすの身体障害者から、陳列棚にある商品を見せてほしいと言われたが、口頭で商品を説明した。
誤りです。 実際に商品を見たいという希望を無視していますね。合理的配慮の不十分な例です。
聴覚障害者の手話による注文がわからなかったので、最も人気のあるメニューを出した。
誤りです。 本人の意思を確認せずに決めつけて対応するのは不適切です。この場合では筆談で意思を確認するのが良いでしょう。
盲導犬を連れた視覚障害者が来店したが、動物嫌いの客から苦情を言われると思い、犬は店の中に入れないように頼んだ。
誤りです。 盲導犬は身体障害者補助犬法により公共の場での受け入れが義務づけられています。入店拒否は法的にも不適切です。
役所に相談に来た精神障害者から、多くの人の中だと不安になると言われたため、帰宅してもらった。
誤りです。 不安への配慮として、別室に案内するなど対応することが求められます。
知的障害者から申し出があったので、会議に参加するための資料をわかりやすい言葉に直して、事前に口頭で説明した。
正しいです。 これは、障害者本人の申し出をふまえて、理解しやすい配慮を行っており、合理的配慮の好事例です。障害のある人が情報にアクセスできるよう、資料の工夫や説明はとても重要です。
合理的配慮とは、わかりやすく言うと、「ちょっとした気づかいで、障害のある人も安心して利用できるようにすること」です。 障害の適正に応じた対応をしなければなりません。

第37回 問57
次の記述のうち、「障害者差別解消法」の合理的配慮に沿った対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 役所に相談に来た精神障害者から、多くの人の中だと不安になると言われたため、帰宅してもらった。
  • 知的障害者から申し出があったので、会議に参加するための資料をわかりやすい言葉に直して、事前に口頭で説明した。
  • 車いすの身体障害者から、陳列棚にある商品を見せてほしいと言われたが、口頭で商品を説明した。
  • 聴覚障害者の手話による注文がわからなかったので、最も人気のあるメニューを出した。
  • 盲導犬を連れた視覚障害者が来店したが、動物嫌いの客から苦情を言われると思い、犬は店の中に入れないように頼んだ。

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