37-37 サクセスフル・エイジング

第37回 問37 次の記述のうち、サクセスフル・エイジング(successful aging)として、適切なものを1つ選びなさい。
長生きすることが、最大の目的である。
誤りです。 サクセスフルエイジングは、単に長生きすることを目的とする概念ではありません。 また、”長生きだけ”を目的とするような意味のない限定をしている選択肢は正解になりません。
一人暮らしで、周囲の人と交流をしないようにしている。
誤りです。 他社との交流をしていないのはマイナスイメージとして扱われます。このようなマイナスイメージが正解になることはないです。
膝に痛みがあるので、一日中ベッド上で過ごすようにしている。
誤りです。 一日中ベットで過ごす、というのはマイナスイメージとして扱われます。このような行動が正解になることはないです。
難聴があるので、補聴器をつけてパソコン教室に通い始めた。
これが正解です。 老後も積極的に新しいことに挑戦する姿勢は、活発な老後の過ごし方にあたります。唯一のプラスイメージの選択肢であるこれが正解。
歌を上手に歌えなくなったので、カラオケに誘われても行かないようにしている。
誤りです。 新しい活動や楽しみを避けることはサクセスフル・エイジングとは言えません。
サクセスフル・エイジングとは、老いを意識しつつも充実した生活を送り、社会的にも活発に参加し続けることを示す概念です。 プラスのイメージをもった概念であることが言葉の感じからわかるでしょうか。 選択肢はマイナスイメージ4つ、プラスイメージ1つで構成されているので、プラスイメージを選べばいいです。

第37回 問37
次の記述のうち、サクセスフル・エイジング(successful aging)として、適切なものを1つ選びなさい。

  • 膝に痛みがあるので、一日中ベッド上で過ごすようにしている。
  • 歌を上手に歌えなくなったので、カラオケに誘われても行かないようにしている。
  • 難聴があるので、補聴器をつけてパソコン教室に通い始めた。
  • 一人暮らしで、周囲の人と交流をしないようにしている。
  • 長生きすることが、最大の目的である。

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