37-35 加齢による感覚機能の変化

第37回 問35 次の記述のうち、加齢に伴う感覚機能の変化として、最も適切なものを1つ選びなさい。
皮膚感覚が敏感になる。
誤りです。 一般的には加齢により感覚が鈍くなります。 特に、痛みや温度の感覚が鈍くなりやすく、これが事故やけがを引き起こす原因となることがあります。
高音域の聴力が高まる。
誤りです。
加齢により聴力は低下します。
また、一般的には高い音(高音域)から聞こえにくくなります。
暗順応の時間が延長する。
正しいです。
加齢により、目が暗い場所に適応するまでの時間(暗順応時間)が長くなります。これにより、夜間や暗い場所での視覚の適応が遅くなり、転倒のリスクが高まる可能性があります。

さらに、明順応(明るさに目が慣れる)の時間も長くなります。
味覚が敏感になる。
誤りです。 加齢に伴い、味覚が鈍くなることが一般的です。特に塩味や甘味などが感じにくくなることがあります。
嗅覚が敏感になる。
誤りです。 加齢に伴い、嗅覚が鈍くなることが一般的です。
年を取ると、いろいろな機能が
・低下する
・減少する
・鈍くなる
というのが基本です。

ただし、血圧は上昇すると覚えておきましょう。

第37回 問35
次の記述のうち、加齢に伴う感覚機能の変化として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 暗順応の時間が延長する。
  • 味覚が敏感になる。
  • 嗅覚が敏感になる。
  • 高音域の聴力が高まる。
  • 皮膚感覚が敏感になる。

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