37-32 神経性無食欲症

第37回 問32 次の記述のうち、神経性無食欲症(anorexia nervosa)に関するものとして、 最も適切なものを1つ選びなさい。
活動性が高まる。
正しいです。 食事制限をしたいという欲が極端に強まるだけでなく、過度な運動や活動を行うことで体重をさらに減らそうとするケースが多くみられます。
学童期に最も生じやすい。
誤りです。 思春期から青年期にかけて発症が多いとされています。学童期にも起こらないわけではありませんが、「最も生じやすい」時期とはいえません。
太ることへの恐怖はみられない。
誤りです。 太ることへの強い恐怖が、神経性無食欲症の大きな特徴です。
低体重の深刻さを理解している。
誤りです。 本人は体の異常なやせを客観的に理解できていない場合が多いです。深刻な低体重でも「まだ太っている」と思ってしまうことがあるのがこの病気の怖いところです。
多くが男性である。
誤りです。 神経性無食欲症の多くは女性にみられます。
神経性無食欲症とは、摂食障害の一種でいわゆる拒食症といわれる病気です。
自分の体系に不安を感じて過度なダイエットをしてしまうなどの状態です。若い女性に多いです。

神経性無食欲症というと聞きなれない単語で慌ててしまいますが、”無食欲”というところから連想すると理解がしやすくなりますよ。

第37回 問32
次の記述のうち、神経性無食欲症(anorexia nervosa)に関するものとして、
最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 多くが男性である。
  • 低体重の深刻さを理解している。
  • 太ることへの恐怖はみられない。
  • 学童期に最も生じやすい。
  • 活動性が高まる。

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