37-86 健側と患側

第37回 問86 次の記述のうち、左片麻痺の利用者を右側臥位から端座位にするときの介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。
利用者に左手でベッド柵をつかむように伝える。
誤りです。 左手は麻痺側です。
利用者に右肘を支点にして上体を起こしてもらう。
正しいです。 健側(麻痺していない側)の右手を活用して起き上がると良いです。
利用者の右脚をベッドから下ろす。
誤りです。 右足は自分でおろせるということですね。できることは自分でやってもらいます。
利用者の頸部を支えて上体を起こす。
誤りです。 起き上がるときは頭ではなく体幹を支えます。
端座位の利用者の右側に立って上体を支える。
誤りです。
介助では患側に位置するのが基本です。左側が患側です。
片麻痺の利用者の移乗介助では、麻痺していない側(健側)を活用し、利用者自身の力で動作を行いやすくすることが基本です。

第37回 問86
次の記述のうち、左片麻痺の利用者を右側臥位から端座位にするときの介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 利用者に右肘を支点にして上体を起こしてもらう。
  • 利用者の頸部を支えて上体を起こす。
  • 端座位の利用者の右側に立って上体を支える。
  • 利用者の右脚をベッドから下ろす。
  • 利用者に左手でベッド柵をつかむように伝える。

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