37-84 3動作歩行

第37回 問84 次のうち、右片麻痺の利用者が多点杖を使用して3動作歩行を開始するときに、介護福祉職が行う説明として、適切なものを1つ選びなさい。
「杖、右足、左足の順で歩きましょう」
これが正解です。 まず杖を前に出し、次に麻痺側の右足、最後に健側の左足を出すことで、常に安定した支持基底面が得られます。
「杖、左足、右足の順で歩きましょう」
誤りです。 健側の足を先に動かすと、麻痺側に体重がかかるタイミングがずれて転倒しやすくなります。
「右足、左足、杖の順で歩きましょう」
誤りです。 杖を最後に出すと、最初に支えがない状態で麻痺側に体重がかかり、転倒リスクが高まります。
「左足、杖、右足の順で歩きましょう」
誤りです。 健側の足を最初に出し、次に杖を出すと、麻痺側への支持が不十分になり、バランスを崩しやすくなります。
「左足、右足、杖の順で歩きましょう」
誤りです。 最後に杖を使うと、常に支えが遅れるため、安全な支持基底面が確保できません。
3動作歩行とは、以下の3つの動作を1セットとして繰り返す方法です。 ・杖を前方に出して支持基底面を広げる ・患側(麻痺のある方)の足を杖と並べて前方に出す ・健側(麻痺のない方)の足を前方に出す 杖は健側で持ちます。健側を最後にして安定させるイメージです。

第37回 問84
次のうち、右片麻痺の利用者が多点杖を使用して3動作歩行を開始するときに、介護福祉職が行う説明として、適切なものを1つ選びなさい。

  • 「杖、右足、左足の順で歩きましょう」
  • 「杖、左足、右足の順で歩きましょう」
  • 「右足、左足、杖の順で歩きましょう」
  • 「左足、杖、右足の順で歩きましょう」
  • 「左足、右足、杖の順で歩きましょう」

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