37-73 結核

第37回 問73 次のうち、結核(tuberculosis)の予防対策に該当するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
便座のアルコール消毒。
誤りです。 結核菌は空気感染です。便座のアルコール消毒では予防にはなりません。 接触感染が主な経路であるノロウイルスなどとは異なります。
肺炎球菌ワクチンの接種。
誤りです。 肺炎球菌ワクチンは肺炎の予防には有効ですが、結核の予防には関係ありません。 結核のワクチンは、BCGワクチンといってほとんどの人が乳児のときに接種します。
紫外線を避けた生活。
誤りです。 紫外線を避けることは、皮膚への影響対策であり、結核予防とは無関係です。むしろ紫外線は結核菌の殺菌に役立つともいわれています。
年に1回の胸部X線検査。
正しいです。 胸部X線検査はいわゆる「レントゲン」のことですね。 結核の早期発見には定期的な健康診断が有効です。
50℃以上の温水によるリネン類の洗濯。
誤りです。 空気感染する結核菌には直接的な予防効果はありません。
結核は、結核菌によって引き起こされる感染症で、肺の病気です。
昔は多くの人が結核で命を落としましたが、今はワクチンの接種などによって多くはありません。ただし、結核がなくなったわけではありません。
空気感染」というのは覚えておきましょう。

第37回 問73
次のうち、結核(tuberculosis)の予防対策に該当するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 肺炎球菌ワクチンの接種。
  • 50℃以上の温水によるリネン類の洗濯。
  • 紫外線を避けた生活。
  • 便座のアルコール消毒。
  • 年に1回の胸部X線検査。

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