第37回 問69
次の記述のうち、介護従事者を守る法制度として、正しいものを1つ選びなさい。
労働安全衛生法では、年に1回以上の健康診断を行うことを義務づけている。
正しいです。
すべての会社は、働いている人の健康診断を年1回は行わなければいけません。
介護従事者も同じです。
労働者災害補償保険法では、労働時間、賃金、休暇などの労働条件を定めている。
×労働者災害補償保険法
これは労働基準法の説明ですね。
環境基本法では、快適な職場環境の形成の促進を定めている。
誤りです。
環境基本法は、自然環境や公害問題などに関する法律であり、職場環境の形成とは関係ないです。
介護休業は、対象家族1名につき、毎年93日間を取得できる。
×毎年
毎年93日も取れたら大変ですね。基本的には一生涯に対象家族ひとりにつき93日です。
介護休業がとれるということだけ覚えればいいです。細かく覚える必要はありません。
出生時育児休業は、子の出生後から8週間取得できる。
誤りです。
出生時育児休業は、いわゆる「産後パパ育休」と呼ばれる比較的新しい制度です。最大4週間取れます。
8週間は、母親の産後休業期間(絶対に休まなくては行けない期間)です。
第37回 問69
次の記述のうち、介護従事者を守る法制度として、正しいものを1つ選びなさい。
- 出生時育児休業は、子の出生後から8週間取得できる。
- 介護休業は、対象家族1名につき、毎年93日間を取得できる。
- 環境基本法では、快適な職場環境の形成の促進を定めている。
- 労働安全衛生法では、年に1回以上の健康診断を行うことを義務づけている。
- 労働者災害補償保険法では、労働時間、賃金、休暇などの労働条件を定めている。