37-59 救急蘇生法

第37回 問59 次の記述のうち、成人に対する救急蘇生法での胸骨圧迫の方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。
呼吸が確認できない場合は、すぐに圧迫を始める。
正しいです。 日本のガイドラインでも、心停止が疑われる場合は、すぐに胸骨圧迫を開始するように推奨されています。
圧迫する部位は、胸骨の左側である。
誤りです。 圧迫する正しい位置は、胸骨の中央、つまり胸の真ん中です。 剣状突起といわれる胸骨の下にある部分は圧迫しないように注意します。
実施者の両手を重ねて、指先で圧迫する。
誤りです。 成人の圧迫は手のひらのつけ根で勢いよく行います。 乳児(1歳未満)場合は、指先で圧迫します。
圧迫の深さは、胸が10cm沈むようにする。
誤りです。 旨が少なくとも5cmは沈むように圧迫することが推奨されています。 大人の手ひらの横幅が大体10㎝です。ちょっと深すぎますね。
1分間に60回を目安に圧迫する。
誤りです。 圧迫は”速く”行います。具体的には、100~120回/1分間のペースです。

第37回 問59
次の記述のうち、成人に対する救急蘇生法での胸骨圧迫の方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 実施者の両手を重ねて、指先で圧迫する。
  • 1分間に60回を目安に圧迫する。
  • 圧迫の深さは、胸が10cm沈むようにする。
  • 呼吸が確認できない場合は、すぐに圧迫を始める。
  • 圧迫する部位は、胸骨の左側である。

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