37-50 エンパワメント

第37回 問50 次の記述のうち、障害者のエンパワメントに関するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
障害のある人が障害のない人と同等に生活し、活動する社会を目指す。
誤りです。 これはノーマライゼーションの考え方の説明です。
専門職が主導し、障害がある人は受動的に支援を受ける。
誤りです。 受動的とは、自分の意思ではなく相手の意思で動くことですね。福祉ではマイナスイメージの言葉です。 すべての支援で、利用者が主体的に判断できるように支援すべきです。
障害のある人が自らの能力や長所に気づき、課題に対応する。
正しいです。 これがエンパワメントの考え方です。本人の能力を生かして問題を乗り越える支援です​。
障害のある人が、主体性や人権が守られないことに耐える。
誤りです。 主体性や人権を守ることが支援の目的です。
障害のある人が、医学的リハビリテーションを受ける。
誤りです。 これは医療的な支援であり、エンパワメントの考え方とはいえません。
エンパワメントとは、「その人の持っている能力で問題を解決できるように支援すること」をいいます。

第37回 問50
次の記述のうち、障害者のエンパワメントに関するものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。

  • 障害のある人が、主体性や人権が守られないことに耐える。
  • 専門職が主導し、障害がある人は受動的に支援を受ける。
  • 障害のある人が自らの能力や長所に気づき、課題に対応する。
  • 障害のある人が、医学的リハビリテーションを受ける。
  • 障害のある人が障害のない人と同等に生活し、活動する社会を目指す。

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