37-49 ICF

第37回 問49 次のうち、ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health:国際生活機能分類)の社会(人生)レベルに該当するものとして、正しいものを1つ選びなさい。
心身機能・身体構造
誤りです。 体の動きや内臓、感覚などの「からだのはたらき」のことです。社会レベルではありません。
活動
誤りです。 活動とは、食事・移動・トイレなど、個人の生活動作のレベルです。本人ができることを、ひとりで行うことを指します。
参加
正しいです。 参加は、誰かと行うことを指します。社会レベルに該当します。
機能障害
誤りです。 機能障害とは、たとえば、手足が動かしにくい、視力が落ちている、記憶力が低下している、など本人が抱えている日常生活の不自由を指します。 これは、心身機能・身体構造に分類されます。
活動制限
誤りです。 1人で行う「活動」に分類されるため社会レベルではありません。 活動制限とは、洋服の着替えが難しいなどの日常の動作がうまくできないことを指します。
ICF(国際生活機能分類)は、「その人を理解できる仕組み」として活用できる分類方法のひとつです。
「健康状態」・「生活機能」・「背景因子」という3つの要素で構成され、お互いが影響を与え合う関係です。 
生活機能はさらに、生活のレベルを大きく分けて3つに分けています。
・「心身機能・身体構造」
 →心身の働きや体のつくり
・「活動」
 →日常生活の行動(ひとりですること)
・「参加」
 →社会にかかわること(誰かとすること)

このうち、「社会レベル」=参加を指します。なので、「参加」が正解です。

第37回 問49
次のうち、ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health:国際生活機能分類)の社会(人生)レベルに該当するものとして、正しいものを1つ選びなさい。

  • 活動制限
  • 機能障害
  • 活動
  • 心身機能・身体構造
  • 参加

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