37-34 結晶性知能と流動性知能

第37回 問34 次の記述のうち、結晶性知能に関する説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
感覚や運動に基づく知能である。
誤りです。 「流動性知能」に近い内容です。結晶性知能とは異なります。
過去に得た知識を活用して問題を解決する能力である。
正しいです。 結晶性知能とは、今までの学習や経験から得た知識や技能を組み合わせ、課題を解決する力のことを指します。加齢によっても比較的維持されやすい特徴があります。
40~50歳で急激に低下する。
誤りです。 流動性知能は加齢の影響を受けやすいですが、結晶性知能は大きく低下しにくいとされています。よって、急激に低下するわけではありません。
知識や文化の影響よりも、生理的な老化の影響を受けやすい。
誤りです。 老化の影響を受けやすいのは、「流動性知能」の方です。
その場で新しい問題を解決する能力である。
誤りです。 これは「流動性知能」の説明です。
知能とくれば、下記の2つの知能の役割を覚えましょう。
・流動性知能
 →新しいことを覚える能力、衰えやすい
・結晶性知能
 →過去の経験を活かす能力、衰えにくい

第37回 問34
次の記述のうち、結晶性知能に関する説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。

Question Image
  • 過去に得た知識を活用して問題を解決する能力である。
  • 40~50歳で急激に低下する。
  • その場で新しい問題を解決する能力である。
  • 感覚や運動に基づく知能である。
  • 知識や文化の影響よりも、生理的な老化の影響を受けやすい。

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