37-17 サービス付き高齢者向け住宅

第37回 問17
次の記述のうち、サービス付き高齢者向け住宅に関するものとして、正しいものを1つ選びなさい。
「高齢者住まい法」に基づく、高齢者のための住まいである。
その通りです。 根拠法は『高齢者住まい法』です。介護保険の施設とは違います。
65歳以上の者が、市町村の措置によって入居する。
誤りです。
措置とは、自治体の指示ということです。
市町村の措置によって入所するのは、養護老人ホームです。特別養護老人ホームとは違いますよ。
養護老人ホームについては、
・生活に困っている高齢者が
・市町村の措置で入る
施設というくらいの認識でいいでしょう。
認知症高齢者を対象とした、共同生活の住居である。
誤りです。
これはいわゆる認知症グループホーム(認知症対応型共同生活介護)の説明ですね。
サービス付き高齢者向け住宅は心身ともに比較的健康は人が入居するイメージです。
食事サービスの提供が義務づけられている。
誤りです。 食事サービスは義務ではありません。住んでいる人が自分で用意するという形でも可能なんですね。 義務付けられているのは、 ・バリアフリー ・安否確認 ・相談できる職員 などです。
介護サービスの提供が義務づけられている。
誤りです。
介護サービスの提供は義務ではありません。
介護が必要な場合は外部のサービス事業者を利用することも多いです。
義務付けられているのは、
・バリアフリー
・安否確認
・相談できる職員
などです。
サービス付き高齢者向け住宅は比較的最近できた新しい制度です。 イメージとしては、比較的元気な高齢者のための賃貸住宅のような感じですね。 介護保険の施設ではなく、分類としては”自宅”として扱われます。

第37回 問17
次の記述のうち、サービス付き高齢者向け住宅に関するものとして、正しいものを1つ選びなさい。

  • 食事サービスの提供が義務づけられている。
  • 65歳以上の者が、市町村の措置によって入居する。
  • 認知症高齢者を対象とした、共同生活の住居である。
  • 「高齢者住まい法」に基づく、高齢者のための住まいである。
  • 介護サービスの提供が義務づけられている。

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