37-12　事例問題 介護福祉職が勧めるサービス

誤りです。
介護老人福祉施設はいわゆる”特養”（特別養護老人ホーム）のことです。
基本的には要介護３以上の人が住む、介護を受けながら暮らす施設です。
Bさんの状況で入ることはできませんし、Bさんの「自宅で暮らし続けたい」という希望とも違います。

誤りです。
医師や歯科医師、薬剤師などが自宅を訪問し、自宅での生活を支えるサービスです。
主に医療面での支援が中心であり、Bさんの「話し相手がほしい」「寂しい」という訴えに直接応えるものではありません。
また、利用の判断は医師が行います。

誤りです。
夜間や早朝の時間帯にヘルパーが自宅を訪問して行う介護サービスです。Bさんは「日中の寂しさ」を訴えているため、夜間の対応を中心とするこのサービスではニーズに合いません。
ちなみに要支援１の人は使えません。

誤りです。
グループホームとは、比較的自立して生活できる人を対象とした共同生活の場です。少人数の利用者が同じ住まいで、必要な介護を受けながら暮らします。
住んでいる自宅から転居することになるので、「自宅で生活を続けたい」という本人の希望からは外れていますね。

正しいです。
いわゆる”デイサービス”のことです。自宅から事業所に通いながらお風呂や食事、リクリエーションなどを行うサービスです。
Bさんの希望をかなえてあげられそうです。

少し難しい内容ですが、Bさんは要支援1なので、介護給付の通所介護ではなく、総合事業の通所型サービスを利用することになります。