37-11 地域包括支援センター

第37回 問11
地域包括支援センターの業務に関する記述として、正しいものを1つ選びなさい。
地域ケア会議の開催
正しいです。 地域ケア会議は、市町村や地域包括支援センターが主催します。 その地域の介護をよりよくするための会議と思ってください。
施設サービスのケアプランの作成
誤りです。 施設サービスのケアプランはその施設のケアマネが作成します。 地域包括支援センターのケアマネが作成するのは要支援者(と総合事業の利用者)のケアプランです。
成年後見制度の申請
誤りです。
成年後見制度は判断能力が不十分なひとが利用する制度ですね。
地域包括支援センターが申請するわけではありません。また、申請先は家庭裁判所です。
介護認定審査会の設置
誤りです。
これは市町村の役割です。
介護認定審査会は、要介護認定の2次判定で専門家が介護度を話し合って決めるやつです。
地域密着型サービスの事業者の指導・監督
誤りです。
これは市町村の役割です。
地域密着型サービスとは、介護サービスの分類のひとつです。
・小規模
・住んでいる市町村にある事業所しか使えない
・市町村が管理
という特徴があるサービスです。
地域包括支援センターは、その地域の高齢者福祉の中心となる機関です。
簡単に言えば、高齢者とその支援機関をサポートするところです。
介護保険とかかわりが深いですが、基本知識として、
市町村が設置
・「保健師」「社会福祉士」「主任ケアマネ」が配置される

ことは覚えておきましょう。

第37回 問11
地域包括支援センターの業務に関する記述として、正しいものを1つ選びなさい。

  • 地域ケア会議の開催
  • 介護認定審査会の設置
  • 地域密着型サービスの事業者の指導・監督
  • 成年後見制度の申請
  • 施設サービスのケアプランの作成