利用者負担割合
介護保険サービス費用の負担割合
介護保険を利用したサービスの費用は、１割～３割を利用した本人が払い、７割から９割は介護保険からの給付で支払われます。
サービス費用の内訳
サービス費用には、サービスの種類や要介護度ごとに決まっている介護サービス費や、初回加算などのいろいろな加算が含まれます。食費・居住費などは、介護保険の給付の対象ではないため、原則として全額自己負担となります。
- 介護サービス費: サービスの種類や要介護度に応じた基本的な費用。
- 初回加算など: サービス開始時や特定条件により加算される費用。
- 食費: サービス外の食事代で、全額自己負担。
- 居住費: 施設入所時の住居費で、全額自己負担。
自己負担割合と所得区分
１割～３割の自己負担割合は、所得で決まります。基本は１割負担で、現役並みの所得がある高齢者のみ２割もしくは３割の自己負担を支払います。40～64才の第２号被保険者が介護保険のサービスを利用した場合は１割負担です。
介護保険サービス利用者のうち、ほとんどの人は１割負担です。おおよそのイメージは、１か月の収入が25万円くらいなら2割負担、30万円以上なら3割負担です。