介護保険のしくみ

介護保険制度を運営しているのは、保険者である市町村です。

介護保険に加入している人

対して、介護保険に加入しているのは、被保険者となる40才以上のすべての人です。

介護保険料の支払いと認定申請

被保険者は市町村に介護保険料を支払い、介護が必要になった時には、認定申請を行い要介護認定を受けます。

サービス提供と契約

サービス提供を行うのは、指定を受けた介護サービス事業者です。被保険者がサービスを利用する場合は、事業者と契約をします。そして、介護サービスを受けた事業者に1割〜3割の自己負担を支払います。

介護報酬の請求と受け取り

事業者は市町村に残りの7割~9割の介護報酬を請求し、受け取るという仕組みになっています。

介護保険の給付の仕組み

このように、介護保険の給付は、基本的には市町村、加入者、事業者の3角形で成り立っています。これは現物給付といわれる仕組みで、介護保険の給付は基本的に現物給付で行われます。